学会誌・資料 Journal

日本知財学会誌 第19巻第2号〔2022年12月20日発刊〕 

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巻頭言

特集:フードテック時代における知財と風土(テロワール),食文化と消費への示唆: 規格・基準と規範・倫理の整理と国内外の動向の最新事情
香坂 玲

特集論文

人新世・フードテック時代における風土・テロワールと表示の最新動向
─資源制約下のシンガポールにおける規格・基準の政策と規制

香坂 玲、神山 智美、三宅 良尚
微細藻類ユーグレナの宇宙における食利用の可能性
鈴木 健吾、豊川 知華
培養肉をめぐる米欧の規制動向と今後の課題
立川 雅司
新たな食に関するテキスト分析によるマスメディアの日本とシンガポールの比較分析
松岡 光、内山 愉太、Woraitthinan Kritdikoon
The Goals, Issues, and Measures of Foodtech Acceleration
Moeha Ido

事例報告

フードテックと食品科学研究─食肉の嚙み応えの演出
大西 正展、出口 茂
急成長が期待されるフードテック分野の注目ポイントと4つのキーワード
菊池 健司 
フードテックにみる日本の食の方向性
大野 泰敬
フードテックの社会導入における検討事項 ─フォーサイト,ホライゾンスキャニング,テクノロジーアセスメント(技術の社会影響評価)
松尾 真紀子

自由論題

TRIPs 協定第63 条のウィーン条約法条約と国際慣習規則による「目的論的」解釈
─中国SEP事件に係るEU情報提供要請事案の検討─

竹内 誠也