【会員対象】定例研究会
第86回定例研究会(コンテンツ・マネジメント分科会)
「論点整理:仮想空間におけるデザイン保護~意匠法改正の検討を中心に~」
(2025年1月21日開催)
VR技術の発達等により仮想空間上のサービスが増加していること等に伴い、DX時代にふさわしい産業財産権制度を構築する必要があるとして、仮想空間におけるデザイン保護について意匠法の改正も視野に入れた検討が行われています。具体的には、制度見直しの方向性として、①現行の類型(物品・建築物・画像の一部)以外に登録可能類型を拡大する方向性、②物品・建築物の意匠権について実施の範囲を仮想空間上に延長させる方向性、③その他の方向性が検討されています。
仮想空間におけるデザイン保護は、仮想空間に関わるプラットフォーム、クリエイターやユーザーのみならず、現実空間の物品のデザインについて権利を有するメーカーなど、現実世界と仮想世界をまたぐ多くの関係者に影響があります。制度設計の内容によっては、ゲームその他従来のコンテンツ産業のプレイヤーによる権利処理のあり方にも大きな影響を与える可能性があります。
そこで、本分科会の幹事であり、XR・メタバースを含むデジタルコンテンツの実務・研究に携わる関真也弁護士が、当学会及び産業全体の議論の足掛かりとなるべく、仮想空間におけるデザインに関する意匠制度の将来に向けて論点整理を行います。
【日 時】 2025年1月21日(火)18時~20時 | |
【場 所】 オンライン(ZOOM) ※前日までにURLをお送りします | |
【講演者】 関 真也 氏 (関真也法律事務所 代表 日本国弁護士・NY州弁護士 / 日本バーチャルリアリティ学会認定上級VR技術者 / 一般社団法人XRコンソーシアム 監事 / 日本商標協会 理事・法制度研究部会長 / 一般社団法人日本知財学会コンテンツ・マネジメント分科会幹事 / ファッションビジネス学会ファッションロー研究部会部会長) 関真也法律事務所HP:弁護士紹介 同HP:XR・メタバースの法律相談:弁護士・関真也の資料集 |
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【参加費】 無料(事前参加申込制) | |
【参加資格】 日本知財学会会員に限ります。 未入会の方は、参加申込時までに入会していただければご参加いただけます。 https://www.ipaj.org/admission/ ※ご所属先が法人会員である場合もご参加いただけます。 https://www.ipaj.org/admission/member.html |
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【参加申込】以下のフォームよりお申し込みください。 日本知財学会 第86回定例研究会 参加申込フォーム 申込締切:2024年1月20日(月)12時 ※集計後、Zoomのリンクを送付します |