第74回定例研究会は、ブランド経営分科会が担当します。
　ブランド経営分科会は、ブランド・ブランディングに関する研究を行うことを目的として、2019年6月に発足し、今回、第13回目の研究会を開催いたします。
　今回は、定例研究会として、「商標の交渉学とケーススタディ」と題し行います。2023年の商標法改正において、コンセント制度が導入されることが決定しました。同制度は、先行商標の権利者が、併存に同意すれば、当該商標と類似する商標について、登録が認められると言う制度です。この制度により、先行商標が存在する時に登録するための手段が増える一方、商標登録のために「交渉」を行う場面が増えることが予想されます。
　今回の分科会では、長年、商標実務にたずさわられている岡村弁理士をお招きして、交渉学の観点から、商標における交渉について、ご講演頂きます。ケーススタディもご用意頂き、実務に沿った議論の機会になるものと考えております。ぜひ、ご参加ください。
　なお、今回も含め、ブランド経営分科会は、当面、ZOOMを用いたオンライン開催といたします。