分科会 Subcommittee

【会員対象】定例研究会

<オンライン開催>
第61回定例研究会「 企業の知財部門はどのような教育を受けた人財を求めるか
~『知財専門職大学院の教育』を題材として~」(2022年8月25日開催)

 第61回定例研究会は、知財人財育成研究分科会が担当いたします。
 本分科会で研究対象とする人財育成は、何らかの形で職業として「知的財産」関連分野に関わる人々の育成です。具体的には「特許事務所の弁理士」や「企業の知財部員」に関することが主となっています(もちろん、知財関連人財はそれ以外にも多くいます)。「企業の知財部門」で仕事をする人々の多くは、従来は社内の別部門(多くは技術部門や法務部門)からの異動者でした。それが最近では、理工系学部・大学院を卒業した後、新卒配属で知財部門に来る人も少なくないと聞きます。そして直近では、大学の知財学部・大学院の卒業生も増えつつあるとのことです。では現在、大学知財学部・大学院ではどのような教育がなされているのでしょうか。どのような資質や知識を持つ卒業生を企業に向けて輩出しているのでしょうか。本分科会では、この点に着目しました。
 そこで、日本で唯一、知的財産学の修士課程と学士課程を有する大阪工業大学(知的財産研究科・知的財産学部)の二人の教授をお招きすることとしました。
 小林昭寛様(大阪工業大学大学院 知的財産研究科 教授)
 杉浦 淳様(大阪工業大学大学院 知的財産研究科 教授)
 
 まず、お二人が主導的に作成された「知的財産学における教育課程編成上の参照基準」をご紹介いただきます。この参照基準では、”知財”に関する学知を「知的財産」「知的財産制度」「知的財産学」の三観点から整理し、知的財産学を学ぶ学生が身に付けるべき基本的素養を「8つの専門的能力」と「3つの汎用的能力」としてご提案されています。
 これらは企業知財部門から見ると、どのように見えるでしょうか? 
 また、大学学部や大学院はどのような現状なのでしょうか? 
 さらに、現在どのような問題・課題を抱えていらっしゃるのでしょうか?

 これらについて忌憚のないお話を伺うと共に、参加者との質疑や討議を行うこといたします。皆さまが企業知財部門のあり方とその人財育成を考える機会として、ご参加くださることをお待ちしております

【日 時】 2022年8月25日(木)18時30分~20時30分
【形 式】 オンライン
【テーマ】 企業の知財部門はどのような教育を受けた人財を求めるか
      ~『知財専門職大学院の教育』を題材として~
【ゲストスピーカー】
 小林昭寛氏(大阪工業大学 知的財産専門職大学院 教授、弁理士)
 杉浦 淳氏(大阪工業大学 知的財産専門職大学院 研究科長・学部長・教授)
【モデレーター】
 妹尾堅一郎氏(当学会理事(本分科会担当)、NPO法人産学連携推進機構 理事長)
【参考資料】 「知的財産学における教育課程編成上の参照基準」
【参加費】 無料(事前参加申込制)
【参加資格】
日本知財学会会員。ご所属先が法人会員である方もご参加いただけます。
https://www.ipaj.org/admission/member.html
未入会の方は、参加申込時に入会することによりご参加いただけます。
https://www.ipaj.org/admission/
【参加申込】
以下のフォームよりお申し込みください。
日本知財学会 第61回定例研究会(知財人財育成研究分科会担当) - Google フォーム
※申込締切:8月22日(月)20時
※8月24日(水)に参加用Zoom情報をご登録いただいたメールアドレス宛にご連絡します。
【お問合せ】
何かご不明な点がございましたら、以下にお問い合わせ下さい。
E-mail : chizaijinzaiikusei(アットマーク)yahoo.co.jp
    (知財人財育成研究分科会 事務局)
※上記の(アットマーク)を@に変換して送信して下さい。