分科会 Subcommittee

知財人財育成研究分科会

知財人財育成研究分科会 第44回例会 (2025年3月25日開催)
「イノベーションに寄与するインベンション人財と知財人財について考える」

 本学会で最も歴史を誇る弊分科会では、「経営・事業に貢献する知財・標準マネジメントはどうあるべきか、それを担う人々をどう育成すべきか」等を問い続けてきました。
 今回は、「イノベーションに寄与するインベンション人財と知財人財について考える」と題して、どのような人財が相応しいか、その組み合わせはどうあるべきか等について考えます。
 そこで、昨年12月の本学会大会で大評判となった特別企画セッション「イノベーション促進に貢献するパスツール型研究者とチームビルディングへの応用展開」において、衝撃的な研究成果を報告された開本亮氏をお招きして、お話を伺います。
 技術の研究開発は、その高度化に伴い複数の研究者で構成されるチームで行うものが大半を占める状況となっています。そのため、各研究者の個性を尊重しつつ、成果をあげる活性度の高いチームづくりを行うことはイノベーション創出に極めて重要です。そこで、「ストークス分類(ボーア型・エジソン型・パスツール型)」が大きな示唆を持ちます。特に、パスツール型人財は「真理探究」と「社会実装」の双方を動機とするので、イノベーション促進に大きな役割を果たすとされています。
 開本亮氏は、AI分析を通じて研究者タイプを判定する方法と、それを⽤いたチームづくりの効果を実証データに基づいて明らかにしました。また、数理モデルを用いた最新のシミュレーションによって3タイプの研究者チームの活動成果を予測する研究も進めていらっしゃいます。ご講演の後、参加者の皆さんとの質疑セッションを行います。また、モデレーター・妹尾堅一郎氏から、インベンションチームを中核としつつ、知財人財やビジネス人財を加えたビジネスイノベーションチームにまで高めていくための研究等に関する提案等を予定しています。
 分科会に登録している方々のみならず、このテーマに興味関心をお持ちの皆さんのご参加をお待ちしております。

【日 時】 2025年3月25日(火)18時30分~20時30分           
【会 場】 オンライン(Zoom)
【テーマ】 イノベーションに寄与するインベンション人財と知財人財について考える
【講 師】
<ゲストスピカー>

 開本 亮 氏(大阪工業大学 知的財産アドバイザー、INPIT知財戦略プロデューサー)
<モデレーター>
 妹尾 堅一郎 氏
(当学会理事会諮問委員、当分科会担当主査、
          特定非営利活動法人 産学連携推進機構 理事長)
【参加費】  無料(事前申込制)
【参加申込】 こちらのフォーム(ここをクリック)よりお申し込みください。 
※申込締切:3月22日(土)24時
※ご登録いただいたメールアドレスに3月24日(月)までにZoom情報をご連絡します。
【その他】
申込に際してご不明な点などございましたら、当分科会事務局迄お問合せ下さい。
e-mail: chizaijinzaiikusei(アット)yahoo.co.jp 
※(アット)を@に変更してご連絡ください。