分科会 Subcommittee

知財人財育成研究分科会

知財人財育成研究分科会 第30回例会のお知らせ

 インダストリー4.0(ドイツ政府)、インダストリアル・インターネット(GE)、コグニティブ(IBM)…、世界では「IoT」「ビッグデータ」「AI」「ロボット」等の概念を軸に、新時代の産業生態系の変容が革命的に進展しつつあります。その流れの中で、モノづくりの世界では「製造業のサービス化」が加速度的に進行しています。つまり、従来モデルで頑張ろうとする日本の製造業の正念場です。
 そこで、本分科会では「産業生態系」の変容を見通した『ビジネスモデルと知財マネジメントを学ぶ』必要性があると考え、本年は「ビジネスモデルとそれを支える知財マネジメントの基本モデル群を学ぶ」をテーマに分科会を開催しております。
 今回、多くの方の要望に応えるべく、この観点から、大阪で分科会を開催いたします。大阪開催はなんと第20回(2012年12月)以来約4年ぶりとなります。そこで、まず激動する産業世界観・産業歴史観について、またその中における「製造業のサービス化」について概観し、関東・関西が認識をシェアしたく考えます。
 産業生態系論やビジネスモデルとそれを支える知財マネジメント論を主導する、本分科会担当理事 妹尾堅一郎氏に問題提起を頂き、参加者の皆さんとセッションを通じて理解を深めていきたいと思います。
 知財関係者に限らず、関西地区の事業部門やR&D部門の関係者等、日本の製造業の今後について考えてみたい皆さんのご参加をお待ちしています。

【日 時】
 2017年2月15日(水)18:30~20:30 (セミナーとセッション)
 ※受付開始18:00
【場 所】
 JR大阪駅直結 グランフロント北館TowerB10階※
 ナレッジ・キャピタル/カンファレンスルームB06+07

 ※TowerB_Officeのエレベータ-にて9階スカイロビーに向かい、
  専用エスカレーターで10階へお越し下さい。
  http://www.kc-space.jp/accessmap/conference/#jump
  電話:06-6372-6417
【テーマ】
「産業生態系の大変革と次世代のビジネスモデル
  ~ イノベーションの動向と製造業のサービス化について考える ~」


 (テーマキーワード)
 ・IoTが引き起こす産業生態系の変容
 ・産業世界観・産業歴史観(インダストリー4.0(独政府)、
  インダストリアル・インターネット(GE)、コグニティブ(IBM))
 ・すべての機械と設備装置はロボット化する
 ・IoT、BD、AI、ロボットの関係は循環構造
 ・「モノづくり・モノ売り」から「モノづくり・モノ使わせ/モノ使いへ」
  ~製造業のサービス化~
 ・IoT時代のビジネスモデルと知財マネジメント
 ・同業者競争から異業種主導権争いへ(競争原理の変容)
 ・オープン&クローズ戦略は、「N対1対N」化の方法論
 ・オープンイノベーションの要諦は、他人をうまく使うこと(脱・自前主義)
 ・データ主導時代の知財マネジメント
【講 師】
 妹尾 堅一郎 氏
 本分科会担当理事、特定非営利活動法人産学連携推進機構 理事長
 一橋大学大学院共学研究科MBA客員教授、 CIEC (コンピュータ利用教育学会)前会長
 研究・イノベーション学会参与(前副会長) 他
【参加費(資料代・連絡費等)】
 日本知財学会員 : 500円
 非会員     :1,000円
【第30回例会の申し込み】
 以下URLより必要事項を記入の上、申し込み下さい。
 http://www.formzu.net/fgen.ex?ID=P14920137
 申込締切:2017年2月10日(金)18:00
 (会場の都合により、先着90名とさせていただきます)
【懇親会】 (定員に達しましたので、現在、キャンセル待ちにて受付けております)
 終了後、講師の妹尾氏も参加する懇親会を行います。
 日 時: 2017年2月15日(水) 20:45~22:45
 場 所: 和食「たちばな」 グランフロント大阪南館7階
 参加費: 4,000円(会場の都合により、先着30名とさせていただきます)