知財人財育成研究分科会
知財人財育成研究分科会 第29回例会のお知らせ
インダストリー4.0(ドイツ政府)、インダストリアル・インターネット(GE)、コグニティブ(IBM)…、世界では「IoT」「ビッグデータ」「AI」「ロボット」等の概念を軸に、新時代の産業生態系が革命的に加速しつつあります。このような状況のもと、私達知財人は「産業生態系」の変容を見通した『ビジネスモデルと知財マネジメントを学ぶ』必要性があると考え、本年は「ビジネスモデルとそれを支える知財マネジメントの基本モデル群を学ぶ」をテーマに分科会を開催しております。
前回・前々回は、二回にわたり、「下町ロケット」を教材として受講生の興味を喚起し、「ビジネスモデルとそれを支える知財マネジメントの古典モデル」の学習へいかに導くかについて議論をいたしました。
今回は、その「古典モデルの基本」を踏まえ、次に「古典モデルの応用」の学習をどう導くかについて検討いたします。教材としては、20世紀末に遺伝子組換え作物を導入して農業分野でイノベーションを起こした米国のモンサントの事例を取り上げます。同企業の好き嫌いは別として、本事例は「古典モデルの応用編」の一つとして、「古典モデル」×「古典モデル」によるイノベーション事例として興味深いものです。
「製品単体=商品」をベースとした古典モデルが主である事業分野であっても、「古典モデル」を他の古典モデルと組み合わせ、さらに知財マネジメントを駆使することによってイノベーションを成立しうる・・・このことをを理解する学習方法について、皆さんと検討したいと思います。
本事例を社会人教育で使用している本分科会幹事の横田俊一氏(日本たばこ産業)が本件をご紹介をし、本事例を東大大学院等で使用している本分科会担当理事の妹尾堅一郎氏(産学連携推進機構)と共に、参加者の皆さんと議論を行う予定です。
皆様のご参加をお待ちしております。
【日 時】 2016年11月7日(月)18:30~21:00 ※受付開始18:00 |
【場 所】 弁理士会館 2階会議室AB http://www.jpaa.or.jp/about_us/location/map_tokyo.html (東京都千代田区霞が関3-4-2) 電話:03-3581-1211(代) |
【テーマ】 「古典モデルの応用編」=「古典モデル」×「古典モデル」をいかに学んでもらうか 1.事例発表(60分) 『古典モデルに他の古典モデルを組み合わせ、知財マネジメントを駆使し、イノベーションを成立させる』 ~遺伝子組み換え作物導入で農業分野にイノベーションを起こした米国モンサントの事例より学ぶ~ 横田 俊一 氏(日本たばこ産業 本分科会幹事) 2.参加者によるワークショップと全体セッション(90分) 妹尾堅一郎 氏(産学連携推進機構理事長、日本知財学会理事) |
【参加費(資料代・連絡費等)】 日本知財学会員 : 500円 非会員 :1,000円 |
【第29回例会の申し込み】 以下URLより必要事項を記入の上、申し込み下さい。 http://www.formzu.net/fgen.ex?ID=P14920137 申込締切:11月5日(土)20:00 (会場の都合により、先着50名とさせていただきます) |