分科会 Subcommittee

コンテンツ・マネジメント分科会

連続講座「Fashion Biz Study」〔第5回〕
FashionTech入門(特許法の基礎を中心に)(第51回CMSC研究会)

 ファッションビジネスにおいて近年注目されているファッションローに関する日本での初の体系的な解説書『ファッションロー』(勁草書房)の著者である角田政芳氏(東海大学教授・弁護士)、関真也氏(TMI総合法律事務所・弁護士)による 「連続講座 ファッションローの基礎」を開催します。
 「Fashion Tech」とは、ファッション×テクノロジーというファッション業界におけるトレンドを言います。従来から、ファッションはテクノロジーと切り離せない関係にあり、技術革新が様々な商品や市場を生み出してきました。また、近年においては、流通の主役がeコマースに移りつつあり、アプリ、AI、Iotなどの技術を活用した様々なソリューションが提案されています。これらのサービスの裏側では、競争優位を築くため、特許出願等がされています。第5回は、角田政芳氏及び関真也氏より、ファッションローが「Fashion Tech」に対して、どのような貢献ができるのかという点についてご解説いただきます。

【日 時】 平成30年(2018年)9月12日(水)19:30~21:00
【会 場】 スパイラルルーム(スパイラル9F)
      東京都港区南青山5-6-23 地下鉄表参道駅 B1、B3出口すぐ
      ※スパイラル館内のエレベーターで9階までお上がりくださいませ。
      http://www.spiral.co.jp/a_map/
【主 催】 Fashion Studies
      http://fashionstudies.org/
【共 催】 日本知財学会 コンテンツ・マネジメント分科会
      http://www.ipaj.org/bunkakai/content_management/index.html
      東海大学総合社会科学研究所知的財産部門
      http://www.ssrip.u-tokai.ac.jp/HPC-index.html
【協 力】 スパイラルスコレー 企画:篠崎友亮(Fashion Studies)
【講演者】
角田 政芳氏(東海大学教授、東海大学総合社会科学研究所所長・弁護士)
関 真也氏(TMI総合法律事務所・弁護士・NY州弁護士)
【対 象】 この問題に関心のある方
【参加費】※決算アプリPeatix にてお支払いいただきます。
登録頂きました、メールアドレスに決済方法をご案内申し上げます。

【1回券(単科)】
・一般料金       前売3,500円、当日4,000円
・知財学会会員割引料金 前売2,500円、当日3,000円
・学生料金       前売2,500円、当日3,000円

【5回連続券】
・一般料金       前売15,000 円
・知財学会会員割引料金 前売10,000 円
・学生料金       前売10,000 円
【参加申込】
https://fs223.formasp.jp/c358/form1/
※参加申込フォームは、第1回から第5回すべてにお申込みいただけます。
※お申込みいただいた後、参加費の事前精算方法をお知らせいたします。
【講演者紹介】
●角田 政芳氏

東海大学教授/東海大学総合社会科学研究所 所長 知的財産部門 部門長/弁護士

著書『ファッションロー』(勁草書房/2017年)では、ファッションローに関するほぼすべての問題について体系的に解説。ファッション関係の主な論文に
*「ファッションショーにおけるモデルのメイクアップ、衣服等のコーディネート、ポーズ等の法的保護: 知財高判平成26.8.28判時2238号91頁『Forever21事件控訴審』を契機として」『DESIGNPROTECT 』106巻Vol.28-2、2015年、7頁
*「判例研究 ファッションショーにおけるモデルのメイクアップ、衣服等のコーディネート、ポーズ等の法的保護 : 知財高判平成26.8.28判時2238号91頁『Forever21事件控訴審』を契機として」『A.I.P.P.I.』58巻12号、2013年、842頁
等がある。

●関 真也氏
TMI総合法律事務所弁護士/米国弁護士(NY州)/津田塾大学非常勤講師/東海大学総合社会科学研究所研究員/日本知財学会事務局員

著書『ファッションロー』(勁草書房/2017年)では、「米国におけるファッションロー」について解説。ファッション関係の主な論文に、
*「Star Athletica 事件合衆国最高裁判決:実用品のデザインに用いられる美術的特徴が保護適格性を有するか否か(分離可能性)を判断する基準~日本の著作権法における応用美術の保護への示唆~」『日本国際知的財産保護協会月報AIPPI』62巻9号、日本国際知的財産保護協会、2017年、838頁。
*「米国知的財産法によるファッション・デザイン保護の現状と課題(2)」『日本国際知的財産保護協会月報AIPPI』62巻2号、日本国際知的財産保護協会、2017年、149頁。
*「米国知的財産法によるファッション・デザイン保護の現状と課題(1)」『日本国際知的財産保護協会月報AIPPI』62巻9号、日本国際知的財産保護協会、2017年、6頁。
等がある。