分科会 Subcommittee

コンテンツ・マネジメント分科会

公開セミナー「グローバル化する知的財産権侵害とその対策」
(第45回CMSC研究会 2018年4月25日開催)

 講演1では、元英国警察知的財産犯罪ユニット(PIPCU)担当官でMPA-Iアジア太平洋地域 侵害対策ディレクターのウォルシュ氏より、先進的な英国の知財侵害対策とMPAの映画著作権保護の現状を解説していただきます。講演2では、一般社団法人コンテンツ海外流通促進機構(CODA)事務局長の墳﨑隆之氏より、日本における侵害サイトへの広告出稿抑止の取組をご紹介ご紹介いただきます。

*PIPCU「Police Intellectual Property Crime Unit」

【日 時】 平成30年(2018年)4月25日(水)18時30分~20時30分 ※18時開場
【会 場】 東京理科大学 理窓会会議室 「PORTA神楽坂」7階 ※3/30訂正
      http://most.tus.ac.jp/newmot/summary/ ※地図16番の建物です
      ※各線飯田橋駅B3番出口より徒歩1~3分
【参加費】 無料
※非会員の方は、申し込みフォームから、分科会メーリングリストにご登録ください。
【言 語】 英語、日本語 ※逐次通訳つき
【対 象】 日本知財学会会員、一般の方
【講演1】 「英国PIPCUとMPAの先進的な取り組み」

オリバー・ウォルシュ氏
モーション・ピクチャー・アソシエーション・インターナショナル(MPA‐I)
アジア太平洋ハブ、オンライン・オペレーション リージョンナル・ディレクター
Mr. OLIVER J. WALSH
Regional Director, Online Operations, Asia-Pacific Hub,The Motion Picture Association International

警察官として、英国ロンドン市警察に11年間勤務。2014年より英国警察知的財産犯罪ユニット(PIPCU)に在籍し、その創設や現在に続くその成功の一翼を担った。英国詐欺情報局 (NFIB) に所属し、「オペレーション・クリエーティブ」を率いるなど、知的財産犯罪の専門家としての経験を積んだ。
違法コンテンツへの対応策としてウェブサイトの収入減にダメージを与えることはもちろんのこと、この事業をきっかけに、コンテンツ保護団体や広告主、決済サービスプロバイダーの結束を強めることにも成功した。
様々な国際的なオペレーションだけでなく、「オペレーション・イン・アワー・サイト」や「英国公共安全作業部会」などといった公開討論会の英国代表としても積極的に活動し、英国の政府政策が「インターネット・コーポレーション・フォー・アサインド・ネームズ・アンド・ナンバーズ」に向けて進むようサポートしてきた。
その他、英国キール大学にて国際関係論についての学位を有するほか、オープン・ソース・インテリジェンス捜査においても資格を持っている。
【講演2】 「日本における侵害サイトへの広告出稿抑止の取組」

墳﨑 隆之 氏

T&K法律事務所 弁護士
(http://tandkpartners.com/)
一般社団法人コンテンツ海外流通促進機構(CODA)事務局長
(http://www.coda-cj.jp/)

2003年早稲田大学法学部卒業。2009年~2012年に経済産業省模倣品対策・通商室にて勤務。2013年、University of London, Queen MaryにてLL.M.取得。2015年から一般社団法人コンテンツ海外流通促進機構(CODA)事務局長。 模倣品・海賊版対策をはじめとする紛争処理分野、ライセンス契約関係などの予防法務分野を中心に、商標権・著作権・不正競争防止法の分野を得意分野とする。
【スケジュール】
18:00 開場
18:30~19:40 講演1(逐次通訳つき)
19:40~20:00 講演2
20:00~20:30 質疑
【参加申込】
https://fs223.formasp.jp/c358/form2/