知財教育分科会
<オンライン開催> 第76回知財教育研究会(2025年3月22日開催)
第22回年次学術研究発表会(2024年12月7日開催)の知財教育分科会セッションから、3月経過し、この度、第76回知財教育研究会を開催します。
知財教育分科会セッションでは、「知財教育のこれから~知財創造教育と専門教育を繋ぐ~」をテーマに、内閣府知的財産戦略推進事務局 、特許庁企画調査課、世界知的所有権機関からのゲストを迎え、昨今の知財教育に関わる講話をしていただき、知財教育研究者4名のパネリストとによって、知財教育の新展望についてディスカッションを行ないました。フロアの皆様からも積極的な発言が続きました。コロナ禍後、分科会セッション初の対面開催は今後の知財教育の活性化の起点として位置付けられます。
知財教育分科会では、2027年の知財教育研究20年目に向けて、知財教育研究者・実践者の意欲的な研究・実践発表を期待します。
【日時】 2025年3月22日(土)9時30分-12時30分(予定) |
【場所】 オンライン開催 (実施拠点:学校著作権ナビ) |
【共通テーマ】 知財教育研究 |
【内容】知財教育に関する研究・実践報告 ■第1部 知財教育に関する研究・実践報告 「フリーイラストを巡るトラブルの事例」 大溝雄史(名古屋文理大学(学))、世良清(名古屋文理大学) 昨今、学校や市役所などの自治体がイラストを無断使用していることが明らかになり、賠償金を請求されているケースが散見される。身近なものでは愛知県美浜町が広報誌の「広報みはま」でイラストの無断使用をし、解決金を支払った事例がある。 本報告では、イラスト無断使用の事例を調べ、無断使用の事例と実際に同じ検索の仕方をして出たフリーイラストのサイトの利用規約の書き方やフリーイラストのサイトごとの違いからフリーイラストを使う際に気を付けなければならない点を明らかにする。 「大阪教育大学における知財教育ができる教員養成の実施(速報)」 世良清(名古屋文理大学・大阪教育大学(非))、片桐昌直(大阪教育大学) 報告者らは、2024年の第22回年次学術研究発表会で、「知財教育ができる学校教職員の養成のために ―知財教育学の発展を考える-」と題して。大阪教育大学、三重大学などにおける『知財教育が出来る教員養成』について報告を行なった。今回はその続報である。大阪教育大学では、2024年度から従前の「知的財産教育論」(2単位)を「暮らしの知的財産」と「学校教育の知的財産」(各1単位)に改編し、期末を迎えた。その教育効果についてはまだ十分に把握出来ていないが、学生から提出されたレポートから、今後の知財教育を発展させるための新たな切り口を見いだすことが出来るので、その要点を速報する。 ■第2部 2024年度の活動報告と2025年度の活動計画 |
【発表者・参加者募集】 発表参加をご希望の方は、2025年3月7日(金)までに、 一般参加をご希望の方は、2025年3月21日(金)までに、 下記の入力フォームに記入して送信してください。受付通知が自動送信されます。しばらくたっても届かない場合は、ご自身のメールアドレスが誤入力の場合が考えられます。その際は再度お申し込みください。 ⇒ (入力フォームへ) <第76回知財教育研究会申込内容> 1.名前 2.所属 3.役職 4.電話番号 5.メールアドレス(必要に応じて第2メールアドレスも) 6.発表演題(発表申込の場合) 7.要旨(発表申込の場合、200~400字程度) 8.その他連絡事項等 |
【参加資格】 どなたでもご参加いただけます。 日本知財学会への入会・知財教育分科会への登録を推奨します。 |
【参加費】 無料 、事前参加申込制 |
【発表者へのお願い】 発表時間は概ね20-30分をめどに、発表数に応じ目安の時間をお知らせします。配布物は事前に分科会事務局までPDFファイルでお送りください。参加者に配布します。PPTスライドは発表者のパソコンで操作していただきます。 |
【その他】 ① 発表者・参加者は、各自、インターネットに接続できる情報機器をご用意ください。 ご希望に応じて、事前にテスト実施の機会を設定することも可能です。 ② 著作権等に関わる運用規定は別途定めます。 ③ 発表・参加申込にかかわる個人情報は知財教育分科会活動にのみ使用します。 |
【これまでの知財教育分科会の活動】 https://www.ipaj.org/bunkakai/chizai_kyoiku/index.html |
【お問合せ】 お問い合わせは、知財教育分科会事務局までお願いします。 E-mail: ipaj.edu(アットマーク)gmail.com (知財教育分科会事務局) ※(アットマーク)を@に変換して送信してください。 |