シンポジウム Symposium

シンポジウム

(社)日本知財学会 財団法人機械産業記念事業財団 共催

第2回TEPIA知的財産学術国際交流会議(2010年2月24日開催)
「アジア各国の最新知財事情とグローバル化戦略 ―具体事例を通して見る各国特許制度への取り組みの現状と展望―」

開催報告

  2010年2月24日(水)に、財団法人機械産業記念事業財団と社団法人日本知財学会が連携し、「第2回TEPIA知的財産学術国際交流会議」を開催いたしました。世界を代表するサムスン電子株式会社・深圳ファーウェイ技術をはじめとした、韓国・インド・中国のアカデミアの代表と実務家の代表を講師としてお招きし、各国における知的財産制度の最新情報とその各国企業等における戦略的活用の実態に関する情報をご披露いただきました。企業を中心に、大学教育機関、官庁・団体組織、弁理士・弁護士事務所より前回を大幅に上回る169人の参加を頂き盛況のうちに幕を閉じました。

  
   




【参加者の所属:参加者アンケートより】


【参加者の感想:参加者アンケートより】

開催主旨

 現在、世界は100年に一度という大変、厳しい経済情勢の中にあります。現在も、各国政府、各企業とも、短期、中・長期にわたる対策を講じて、この難局を乗り越えていく手だてを講じているところであります。ただ同時に、念頭におくべきことは、世界の経済や社会の仕組みが、確実に『知識重視型』、あるいは『知的財産重視型』へと移行しつつあるということであります。
 また、国際社会のグローバル化の進展はめざましく、我が国も特に近隣諸国との円滑な情報交流を通して、国際社会の中で相互に交流を深めつつ発展していくことが重要となっております。

 こうした社会背景に鑑みて、財団法人機械産業記念事業財団と社団法人日本知財学会は、知的財産に関わる最新情報の交流をはかり、アジアを中心とした隣国との国際交流を進展させるために、国際シンポジウムを例年、共催事業として実施いたしております。

 今年度は、中国、韓国、インドの各国からアカデミアの代表と実務家の代表を講師としてお招きし、各国における知的財産制度運営とその活用に関する最新情報をご披露いただき、かつ日本のオーディエンスとの質疑を通して、お互いの情報交換の機会を持つことと致しました。

日時 2010年2月24日(水)10:00~17:05(開場 9:30)
場所 財団法人 機械産業記念事業財団(TEPIA)ホール
(東京都港区北青山2-8-44)
http://www.tepia.jp/access/index.html
内容 1)各国からのレポート
2)Q&Aパネル
3)総括
講師 尹宣熙氏(韓国産業財産権法学会会長)
沈東炫氏(サムスン電子株式会社)
S K Verma氏(デリー大学教授)
Manoj L. Shrestha氏(甲南大学経営学部教授)
張雲才氏(中国知識産権研究会秘書長)
樊志勇氏(深圳華為技術有限公司)
黒瀬雅志氏(協和特許法律事務所副所長)
山名美加氏(関西大学法学部准教授)
主催 財団法人機械産業記念事業財団(TEPIA)
社団法人日本知財学会
後援
(予定)
財団法人海外技術者研修協会、日本弁理士会
独立行政法人日本貿易振興機構、日本ライセンス協会
社団法人発明協会、一般社団法人知的財産教育協会
言語 原則として日本語もしくは英語(一部中国語有)
※ 同時通訳を行います
参加費 無料

※ Sudeep Kumar氏から、Manoj L. Shrestha氏に講演者が変更になりました

スケジュール       
10:00 開会挨拶
10:15~11:00 尹宣熙氏(韓国産業財産権法学会会長)
11:00~11:50 沈東炫氏(サムスン電子株式会社)
11:50~12:35 S K Verma氏(デリー大学教授)
12:35~13:10 昼休憩
13:10~14:00 Manoj L. Shrestha氏(甲南大学経営学部教授)
14:10~14:55 張雲才氏(中国知識産権研究会秘書長)
14:55~15:05 休憩
15:05~15:55 樊志勇氏(深圳華為技術有限公司)
16:00~16:50 ◆パネルディスカッション◆
モデレーター:黒瀬雅志氏(協和特許法律事務所副所長)
パネリスト :韓国、インド、中国 各国からの参加者
16:50~17:05 山名美加氏(関西大学法学部准教授)

【参加申込】
事前参加申込制です。参加をご希望の方は、以下よりお申込みください。
※満員のため申込受付を終了いたしました。

■お問い合わせ先
日本知財学会事務局(メールアドレス)までお問い合わせください。

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