シンポジウム
■(社)日本知財学会 2010年度秋季シンポジウム「デジタルコンテンツの時代」
開催報告
2010年11月22日に、財団法人機械産業記念事業財団(TEPIA)ホールにて、秋季シンポジウムを開催いたしました。マスメディア関連をはじめとした企業に所属する実務家、大学・研究機関・公的機関等の研究者、学生など140名を超える方々にご参加いただきました。多くの学部生にも参加いただき、デジタルコンテンツ分野への若い世代の方々の関心の高さを伺うことができました。
私たちはデジタルコンテンツの時代における様々な問題を抱えており、この問題に関して今後も議論を続けて行くことの必要性が強く感じられました。そこで、当学会はシンポジウム講演者の皆様にご寄稿いただき、日本知財学会誌第7巻第3号(2011年3月発刊予定)にてデジタルコンテンツの特集を行うこととなりました。
開催主旨
コンテンツを取り巻く環境は、デジタル化の波が押し寄せていることで、劇的に変わりつつあるといっても過言ではありません。
私たちはデジタルコンテンツの時代における様々な問題を抱えていますが、この問題は一律に論じることができない難しい問題であると考えます。
そこで、コンテンツに様々な形でかかわっている第一人者の皆様に御登壇いただきます。シンポジウムでは、幅広い視点からこの問題について論じ、学会内外での議論のたたき台となることを目的としてシンポジウムを開催いたします。
日時 | 2010年11月22日(月)13:00~18:00(開場 12:30) |
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場所 | 財団法人 機械産業記念事業財団(TEPIA)ホール (東京都港区北青山2-8-44) http://www.tepia.jp/access/index.html |
内容 | 1)平成22年度TEPIA知的財産学術研究助成表彰 2)シンポジウム |
参加費 | 日本知財学会 会員の参加は無料 日本知財学会 非会員 2,000円 |
スケジュール(予定) | |
13:00~13:25 | 平成22年度TEPIA知的財産学術研究助成表彰式 |
13:30~13:35 | オープニング: 軽部征夫会長(日本知財学会会長、東京工科大学学長) |
13:35~13:45 | シンポジウムの趣旨説明: 久保雅一氏(日本知財学会理事、株式会社小学館キャラクター事業センター長) |
13:45~14:25 | 基調講演: 「文化の海外発信と著作権に関する国際戦略」 大路正浩氏(文化庁長官官房国際課長) |
14:25~15:05 | 講演Ⅰ: 「コンテンツ産業とプラットホーム競合」 福冨忠和氏(専修大学ネットワーク情報学部教授) |
15:05~15:45 | 講演Ⅱ: 「映像作家にとってのデジタルコンテンツと文化」 安藤紘平氏(早稲田大学大学院国際情報通信研究科教授、映像作家) |
15:45~15:55 | 休憩 |
15:55~16:35 | 講演Ⅲ: 「デジタルコンテンツに対する著作権保護システムの活用」 小舘香椎子氏(日本女子大学名誉教授) |
16:35~17:15 | 講演Ⅳ: 「全メディア・アーカイブを夢想する」 福井健策氏(弁護士・ニューヨーク州弁護士、日本大学藝術学部客員教授) |
17:15~17:50 | 講演Ⅴ: 「デジタル・シュリンクのメカニズムに関する考察」 久保雅一氏(日本知財学会理事、株式会社小学館キャラクターセンター長) |
17:50~18:00 | 統括・クロージング: 久保雅一氏 |
※ 講演Ⅰ~Ⅳは講演の最後に、久保雅一氏とのディスカッション及び質疑応答を行います。
【参加お申込】 ※終了しました
参加ご希望の方はこちらよりお申込ください。
メール本文に以下をご記入の上、学会事務局までお送りください。
・会員種別(個人
/ 法人 / 学生 / 非会員)
・お名前
・ご所属団体名、部署、役職
・ご連絡先電話番号
※ 非会員の方は参加費2000円を、当日、受付にて頂戴いたします。
※ 参加お申込締切り:11月18日(木)