シンポジウム
■(社)日本知財学会 2008年度秋季シンポジウム
『知的財産制度と戦略の新たな展開:イノベーション創出の基礎体力として』
イノベーションを創出する基礎的基盤としての知財制度と、それを最大限活用する戦略的な管理がより一層求められている。境界を超えた知識や人材の流通をより円滑にしつつ、市場の秩序を維持し技術流出を防ぐためには、企業や大学そして政府機関はどのような知財管理を行うべきなのだろうか。
本企画では、オープンやクローズの知財管理、特許と営業秘密による管理、標準化と独占など、一見全く逆に見える施策や管理が、実は高度な戦略によって互いに密接に統合され実施されることで収益を生み競争力につながりえること、さらにはそのような戦略の実施に際して、さまざまな境界を超えてワークする新たな制度構築が求められていることを論じたい。
日時 | 2008年11月18日(火)13:00~17:00(開場 12:30) |
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場所 | 財団法人 機械産業記念事業財団(TEPIA)ホール (東京都港区北青山2-8-44) http://www.tepia.jp/access/index.html |
内容 | 1)平成20年度TEPIA知的財産学術研究助成表彰 2)基調講演 3)パネルディスカッション:『知的財産制度と戦略の新たな展開:イノベーション創出の基礎体力として』 |
講師 | Paik Saber氏 上野剛史氏、出川通氏、小川紘一氏、梅原潤一氏 永田晃也氏、水谷直樹氏、渡部俊也氏、鈴木公明氏 |
参加費 | (社)日本知財学会 非会員 2,000円 (学会員の参加は無料) |
スケジュール | |
13:00 | 開会挨拶 |
13:05~13:30 | 平成20年度TEPIA知的財産学術研究助成表彰 |
13:30~14:10 | 基調講演: Paik Saber氏(Assistant General Counsel,IP Law IBM Asia Pacific) |
14:10~15:35 | パネルディスカッション:第一部 モデレーター: 出川通氏(㈱テクノ・インテグレーション代表取締役) パネラー: 上野剛史氏(日本アイ・ビー・エム(株) 理事・知的財産部長) 小川紘一氏(東京大学知的資産経営・総括寄付講座特任教授、元富士通理事・事業部長) 梅原潤一氏(IPトレーディング・ジャパン株式会社 代表取締役社長兼CEO) 内 容: 実務家の立場から、オープンイノベーションに対応する知財制度と知財戦略の実務上の課題を抽出し、企業戦略における対応が必要な部分と、制度の変更が必要な部分のそれぞれについて議論を行う |
15:35~15:45 | 休憩 |
15:45~16:50 | パネルディスカッション:第ニ部 モデレーター: 渡部俊也氏(東京大学 先端科学技術研究センター教授 (兼)東京大学 工学系研究科技術経営戦略学専攻教授) コメンテーター: 出川通氏(㈱テクノ・インテグレーション代表取締役) パネラー: 永田晃也氏(文部科学省科学技術政策研究所総括主任研究官) 鈴木公明氏(東京理科大学大学院MIP准教授、弁理士) 水谷直樹氏(水谷法律特許事務所 弁護士・弁理士) 内 容: 一部で提案された課題について、学術研究においてどういう知見が得られているのか、あるいは今後の研究課題として取り組むことができるのか、その際の方法論などについて議論を行う |
17:00 | 閉会 |
【参加申込】 ※シンポジウムは終了いたしました
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