シンポジウム Symposium

シンポジウム

2003「発明の日」記念シンポジウム「日本の知財戦略と産学官連携」

平成15年4月18日

主催:日本弁理士会/日本知財学会
場所:大阪国際交流センター (大阪府大阪市天王寺区上本町8-2-6)

13:00 開会の挨拶
日本弁理士会会長 下坂 スミ子氏
13:15-15:00 【 第一部 】
<基調講演>
日本知財学会会長 輕部 征夫氏
大阪大学総長 岸本 忠三氏
大阪大学大学院医学系研究科 助教授 森下 竜一氏
15:15-17:45 【 第二部 】
<パネルディスカッション1> テーマ:知財立国に向けての産学官連携
●パネリスト
特許庁 特許技監 小野 新次郎氏
日本知財学会 理事 清水 勇氏
大阪大学先端科学技術共同センター長 村上 孝三氏
アンジェスエムジー株式会社取締役副社長 小谷 均氏
松下電器産業株式会社 知的財産権本部 本部長 山崎 攻氏
●モデレーター
日本知財学会副会長/科学ジャーナリスト 馬場 錬成氏
18:00-19:30 【 第三部 】
<パネルディスカッション2> テーマ:新世代が創る新しい関西
●パネリスト
協同組合「東大阪宇宙開発」青木 豊彦氏
UCSB教授 中村 修二氏
BLS関西代表 山田 耕太郎氏
RISE代表 山本 篤志氏
●モデレーター
日本知財学会事務局長 渡部 俊也氏

閉会挨拶
日本弁理士会近畿支部長 杉本 勝徳氏


大阪宣言 -知的財産による日本経済の再生を-

我が国における現下の最大の課題は、新規需要の喚起と産業競争力の強化であり、あらゆる政策のベクトルを成長産業の振興に合わせることが重要です。その要となるのが特許をはじめとする知的財産であります。

政府においては「知的財産立国」の実現を掲げ、各種制度改革に着手されたところです。今後、我が国は、知的財産の分野で世界をリードすべく、その創造・活用促進、保護強化及び人材育成に全力で取り組むことになります。

こうした中で、大学の知的財産の創造力、及び社会への還元が大きく期待されています。

本日我々は「発明の日」記念シンポジウムを大阪で開催し、知的財産は富の源泉であり、経済活性化の鍵を握るものであることについて改めて認識するとともに、知的財産立国に向けての産学官連携の重要性について共通の理解を得ました。
今後我々は、企業や大学における知的財産の創造・活用を促進すべく、市民の関心を深め、教育機関との連携を図りつつ活発な事業展開を行い、もって、日本経済再生に資することを、ここに宣言します。


2003年4月18日  発明の日
日本弁理士会
日本知的財産学会
大阪商工会議所
関西経済連合会
学生ビジネス研究会
関西学生企業家支援


学生宣言 -学生ネットワークによる関西の新生を-

今後の我が国の産業・経済の発展は、これからを活きる学生の行動にかかっております。知的財産、産学連携に関心を抱いた、われわれ関西圏の学生は、自ら学び考え行動できる場を作るために、各大学で個性豊かな団体を立ち上げ運営して参りました。本日、「発明の日」記念シンポジウムを大阪で開催し、様々な議論がなされました。我々は、このような機会が関西経済の発展につながると確信いたします。

我々は、常に、学生だから出来ること、学生にしか出来ないことを考え活動してきました。自由で柔軟な発想力と、若さを活かした行動力こそが、学生の最大の武器です。本日ここで、我々は、関西を世界から注目される地域にするために、知識を共有し、今までにないアイデアを発信して行くことで合意いたしました。
今はまだ、すべての学生の知的財産についての意識が高いとは言えません。しかし、いつの時代も流行は若者から発生します。我々の行っている活動が多くの学生に認知され、ネットワークが形成された時、いままでにないムーブメントが起きます。そして、未来を自らの手で創造するために、一人でも多くの才能ある学友と共に進んでいきます。
我々は、学生間のネットワークを広げ、企業や大学と連携し次世代社会の担い手となり、もって、関西を新生させることを、ここに宣言します。


2003年4月18日  発明の日
日本弁理士会
日本知財学会
学生ビジネス研究会
関西学生起業家支援組織

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