シンポジウム Symposium

シンポジウム

日本知財学会2020年度秋季シンポジウム
 SDGsはサーキュラーエコノミーの一里塚
 ~循環経済の衝撃に知財はどう対応すべきか~

開催主旨

 毎年6月に開催される恒例の「春季シンポジウム」が、新型コロナ禍のため中止になりました。
その替わりに、今回、オンラインで「秋季シンポジウム」を開催いたします。
 テーマは、「SDGsはサーキュラーエコノミーへの一里塚〜循環経済の衝撃に知財はどう対応すべきか〜」です。

【本シンポジウムの狙いと背景】
 2030年が目標とされるSDGsの先、2050年を目標として欧州各国はサーキュラーエコノミー構築を着々と進めています。単なる資源枯渇や環境汚染への対処ということだけではなく、したたかな産業政策として展開しているのです。そして、イノベーション・ターゲットは「循環経済」に向けられています。さらに、DX(デジタルトランスフォーメーション)と新型コロナ禍によって、おおきく加速しています。欧州を中心に進む、このグローバルな動きに、日本は乗り遅れてはなりません。
 たしかに今から30年先というのは、随分遠くのように見えますが、実際に先端技術の研究開発を今から仕込んでおかなければ間にあわないのでないでしょうか? また、2050年の世代に、「当時の世代はいったい何をやっていたんだ!?」と言われないようにしたいものです。
 今からしっかり準備をしておくことが、現世代に向けられた大きな課題であると考えられます。もちろん、今から何が起こるか予想が難しい時代です。そうであるが故に、少なくとも「問題意識」を共有するためにも、このテーマを一度真剣に考えてみませんか? 

 秋季シンポジウムは、この問題意識に基づき、循環経済に真剣に向き合う方々をパネリストにお迎えして、問題提起を行うものです。

日 時 2020年11月13日(金)13:00~17:00(予定)
形 式 オンライン(Zoomウェビナー)
主 催  一般社団法人日本知財学会 
協 力  NPO法人産学連携推進機構
参加費 無料(事前申込制、定員に達した場合は締め切ります)

プログラム(予定)     
13:00~13:05 オープニング
13:05~13:50 【基調講演・問題提起】
「SDGsはサーキュラーエコノミーへの一里塚
 〜消費主導経済の終焉とサーキュラーエコノミーの台頭」

 妹尾堅一郎氏
(NPO法人産学連携推進機構理事長、本学会理事)
13:50~14:00 休憩 
14:00~15:40 【パネル討論Ⅰ】ポジショントーク
<パネリスト>
「サーキュラーエコノミーへの転換に向けて」
 横手広樹氏
(経済産業省 産業技術環境局 資源循環経済課長)

「EUにおけるサーキュラーエコノミーに関わる新しい動き
 ~新産業戦略×[デジタル戦略+(CE+脱炭素)]が狙うもの~」

 喜多川和典氏
(公益財団法人日本生産性本部
        エコ・マネジメント・センター長)

「旭化成のサステナビリティへの取り組み
 ~サーキュラー・エコノミーへの第一歩~」

 白井博史氏(旭化成株式会社 上席執行役員 研究・開発本部長)

「社会課題解決に向けた知財活動~ IP for society ~」
 森川達也氏(株式会社日立製作所 知的財産本部
        兼 水・環境ビジネスユニット主任技師) 
15:40~15:50 休憩
15:50~17:00 【パネル討論Ⅱ】ディスカッション
「SDGsはサーキュラーエコノミーの一里塚
 ~循環経済の衝撃に知財はどう対応すべきか~
<モデレーター>
 妹尾堅一郎氏(再掲)
<パネリスト>
 同上

【参加申込】
・事前参加申込制です(参加お申込締切り:11月11日) ※締め切りました
 自動返信で受付完了メールをお送りします。日本知財学会事務局  からの
 メールが受け取れるよう、メールソフト等の設定をお願いします。
 受付完了メールが届かない場合には、事務局までお問合せください。
・参加申込フォームからの申込が難しい場合は、事務局にご連絡ください

【参加方法】
・11月12日にメールでZoomのURLをお送りいたします。
 シンポジウムの10分前より接続を開始する予定です。

参加申込み

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