シンポジウム
■日本知財学会2019年度春季シンポジウム
「SDGsと知的財産」
開催主旨
2030年までの国際目標として、持続可能な開発目標(SDGs)が掲げられていることは徐々に周知化されてきており,企業でも理念や目標にSDGsについて触れることが多くなってきている。このSDGsでは政府のみならず、企業が重要な主体として期待されており、同時に、期限までにSDGsの目標を達成するためには数多くのイノベーションの活用が不可欠と考えられている。そのため、イノベーションと表裏一体ともいえる知的財産はSDGsと必然的に強い関連性が生じることが予測される。
そこで、SDGsとはそもそも何かから,政府の戦略とどう関係してくるのか,あるいは産業界にどのような影響があり,ひいては知的財産とどのような関係が生じうるのかまで幅広く検討する必要があると考え,今回のシンポジウムのテーマとしたものである。
日 時 | 2019年6月19日(水)13:30~17:30(予定) |
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場 所 | 政策研究大学院大学 想海樓(そうかいろう)ホール (東京都港区六本木7-22-1) http://www.grips.ac.jp/about/access/ |
内 容 | 1.日本知財学会第16回産業功労賞表彰式 2.シンポジウム |
参加費 | 日本知財学会の会員 無料 一般(非会員) 2,000円 |
プログラム(予定) | |
13:30~13:45 | 日本知財学会 第16回産業功労賞表彰式 |
13:45~13:50 | オープニング |
13:50~14:30 | 【基調講演Ⅰ】 「知的財産戦略におけるSDGs」 住田孝之氏(内閣府 知的財産戦略推進事務局長) |
14:30~15:30 |
【基調講演Ⅱ】 「SDGsと地域循環共生圏」 中井徳太郎氏(環境省 総合環境政策統括官) |
15:30~15:45 | 休憩 |
15:45~17:30 | 【パネル討論Ⅰ】ポジショントーク <パネリスト> 「G20へ向けた第四次産業革命政策について」 佐々木啓介氏(経済産業省 大臣官房 第四次産業革命政策室長) 「大学はSDGsにどのように貢献できるか -東京大学におけるSDGs活動の紹介」 山本貴史氏(株式会社東京大学TLO 代表取締役社長) 「日立のSDGsへの取り組み」 戸田裕二氏(株式会社日立製作所 知的財産本部長) 「SDGsと生物多様性の権利とアクセスと利益配分(ABS)の問題」 鈴木睦昭氏(国立遺伝学研究所 産学連携・知的財産室長) 「医薬品/診断/ゲノムへのアクセスと知的財産」 隅蔵康一氏(政策研究大学院大学 教授) 「特許出願とSDGsの関係 -SDGs関連技術の『見える化』-」 杉光一成氏(KIT虎ノ門大学院 教授/本学会理事) |
【パネル討論Ⅱ】ディスカッション 「SDGsと産業,そして知財について」 <モデレーター> 立本博文氏(筑波大学ビジネスサイエンス系 教授/本学会理事) <パネリスト> 同上 |
【参加申込】
・事前参加申込制です(参加お申込締切り:6月17日)
・開催日の約1週間前に参加票をメールでお送りします
・参加申込フォームからの申込が難しい場合は、事務局にご連絡ください
(日本知財学会事務局 )
<お知らせ>
・シンポジウム終了後、同会場内にて、総会を開催いたします。
・総会開催通知は正会員の方に電子メールでお送りします。