シンポジウム Symposium

シンポジウム

日本知財学会2014年度春季シンポジウム
 「オリンピックと知財~2020年に向けての商標・ブランド・技術戦略を考える」

開催報告

 2014年6月26日に、政策研究大学院大学の想海樓ホールにて、「オリンピックと知財」をテーマに春季シンポジウムを開催いたしました。  
 基調講演Ⅰでは、弁護士の遠山友寛氏をお招きし、オリンピックに関わる契約についてご講演いただきました。基調講演Ⅱでは、2020年東京オリンピック・パラリンピック準備室長の平田竹男氏に、東京オリンピックの準備と期待される国の対応についてご講演いただきました。特別講演では、ニューヨーク州弁護士の足立勝氏に、アンブッシュマーケティングについて、具体的な事例を交えてご講演いただきました。パネル討論では、「スポーツビジネスと知財マネジメント」というタイトルで、バックグラウンドの異なる講演者が様々な視点から議論を行いました。
 本テーマの議論を継続すべく、日本知財学会誌 第11巻第1号(2014年秋発刊)では、オリンピックと知財の特集を予定しております。

開催主旨

 2020年東京五輪・パラリンピックの開催に向けて、同組織委員会を中心として官民による議論が様々な角度から始まっています。
 オリンピックのような国際的スポーツイベントは、ブランド・コンテンツのみならず、技術開発とのかかわりも深く、知的財産分野においても幅広い視点からの議論が重要です。
 そこでシンポジウムでは、スポーツイベントや関連ビジネスのマネジメントに携わっている有識者らをお招きして、講演およびパネルディスカッションを行います。オリンピックと知的財産について、幅広い視点から論点の抽出を行い、議論を進めてまいりたいと思います。

日時 2014年6月26日(木)13:00~17:30(予定)
場所 政策研究大学院大学 想海樓ホール
(東京都港区六本木7-22-1)
http://www.grips.ac.jp/about/access/
内容 1.日本知財学会第11回産業功労賞表彰式
2.シンポジウム
参加費 日本知財学会の会員  無料
一般(非会員)  2,000円

プログラム(予定)     
13:00~13:15 日本知財学会 第11回産業功労賞表彰式
13:15~13:20 オープニング
13:20~14:00 【基調講演Ⅰ】
「オリンピックと知財」
遠山友寛氏(TMI総合法律事務所 パートナー・弁護士)
14:00~14:10 休憩
14:10~14:50 【基調講演Ⅱ】
「2020年東京オリンピック・パラリンピック競技大会に向けて」
平田竹男氏(内閣官房参与、2020年オリンピック・パラリンピック東京大会推進室室長、早稲田大学大学院教授)
14:50~15:00 休憩
15:00~15:40
【特別講演】
「オリンピック開催とアンブッシュ・マーケティング規制」
足立 勝氏
(米国ニューヨーク州弁護士)
15:40~15:50 休憩
15:50~17:20 【パネル討論】
「スポーツビジネスと知財マネジメント」
<モデレーター>
妹尾堅一郎氏(特定非営利法人産学連携推進機構 理事長)
<パネリスト>
足立 勝氏 (再掲)
小川典利大氏(アディダスジャパン株式会社 副社長)
西村雅子氏 
(大島・西村・宮永商標特許事務所 パートナー・弁理士)

【参加申込】
・事前参加申込制です。
・開催日の約1週間前に参加票をメールでお送りします。
・海外在住等により参加申込みフォームからの申込が難しい場合は、事務局にメールでご連絡ください。
参加申込み

<お知らせ>
・シンポジウム終了後、同会場内にて、総会を開催いたします。
・総会開催通知は正会員の方に5月上旬にお送りしております。

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