シンポジウム Symposium

シンポジウム

日本知財学会 2012年度春季シンポジウム
 「日本の未来を担う知財人材育成」

開催報告

 2012年6月22日(金)に、創立10周年を記念して「日本の未来を担う知財人財育成」をテーマに春季シンポジウムを開催いたしました。
 基調講演では知財戦略事務局の内山事務局長をお招きし、「知的財産推進計画2012と知財人財育成プラン」についてご講演いただきました。パネル討論Ⅰでは、「知財の教育者は誰が担うか、育成者を如何に育てるか?」というタイトルで、教育者および人財育成者の視点から議論を行いました。パネル討論Ⅱでは、「被育成者の立場からみた知財人材育成」と題し、被育成者の視点から議論を行いました。企業を中心に、大学教育機関、官庁・団体組織、弁理士・弁護士事務所より151人の方にご参加頂き盛況のうちに幕を閉じました。

開催主旨

 日本の知財分野の人材育成については、初等中等教育から大学、大学院、さらには社会人、専門家を対象としたものまで幅広く行われてきた。特に2006年に政府がまとめた知的財産人材育成総合戦略によって、その体系化が図られたものである。しかしその後の知財戦略のグローバル化等の環境変化によって、知財人材育成のあり方も見直しが行われており、直近の2012年には知的財産戦略事務局により知財人財育成プランがまとめられている。
 このような契機に、日本の知財人材の育成に関わる全体像を、人材育成に従事する育成者と、被育成者の立場の2つの視点から俯瞰し、その取り組みの課題を明らかにし、将来を展望することを試みる。

日時 2012年6月22日(金)13:00~17:30(開場 12:30)
場所 一般財団法人高度技術社会推進協議会
TEPIAホール
(東京都港区北青山2-8-44)
http://www.tepia.jp/access/index.html
内容 1.平成24年度TEPIA知的財産学術奨励賞表彰式
2.日本知財学会第9回産業功労賞表彰式
3.シンポジウム
参加費 日本知財学会 会員の参加は無料
日本知財学会 非会員 2,000円

スケジュール(予定)     
13:00~13:20 平成24年度TEPIA知的財産学術奨励賞表彰式
日本知財学会 第9回産業功労賞表彰式
13:25~13:30 オープニング
13:30~14:00 【基調講演】
内山俊一氏(内閣官房知的財産戦略推進事務局 事務局長)
14:00~14:10 休憩
14:10~15:40 【パネル討論Ⅰ】
「知財の教育者は誰が担うか、育成者を如何に育てるか?」
<モデレーター>
井口泰孝氏
(本学会理事・知財人材育成分科会および知財教育分科会担当)
<パネリスト>
小田公彦氏(山形大学教授、元高専機構理事)
片桐昌直氏(大阪教育大学教授、知財教育分科会代表)
加藤浩一郎氏(知的財産教育研究・専門職大学院協議会理事、
         金沢工業大学大学院教授)
久慈直登氏(本学会理事、日本知的財産協会専務理事、
         前本田技研株式会社知財部長)
角田政芳氏(東海大学法科大学院教授)
中島 淳氏(太陽国際特許事務所所長、元弁理士会会長)
三木俊克氏(独立行政法人工業所有権情報・研修館〔INPIT〕理事長)
15:40~15:50 休憩
15:50~17:20 【パネル討論Ⅱ】
「被育成者の立場からみた知財人材育成」

<モデレーター>
杉光一成氏(知的財産教育協会専務理事、金沢工業大学大学院教授)
<パネリスト>
小野 曜氏(株式会社野村総合研究所 知的財産部、弁理士)
鮫島正洋氏(内田・鮫島法律事務所パートナー 弁理士/弁護士)
髙橋恵利花氏(パナソニック株式会社エコソリューションズ社
           知的財産グループ、弁理士)
高橋真木子氏(独立行政法人理化学研究所 研究政策企画員)
地曳慶一氏(ユニ・チャーム株式会社 知財法務本部長代理)
吉原拓也氏(日本電気株式会社 技術・知的財産統括本部)
17:20~17:30 統括

【参加申込】 ※定員に達しため締切りました。
・事前参加申込制です。
・定員(150名)に達した場合は、締め切らせていただきます。
・海外在住等により参加申込みフォームからの申込が難しい場合は、事務局にメールでご連絡ください。
参加申込み

<お知らせ>
・シンポジウム終了後、同会場内にて、総会、創立10周年記念祝賀会を開催いたします。
 創立10周年記念祝賀会の詳細はこちらをご覧ください。
・総会開催通知は正会員の方に4月下旬にお送りいたします。

シンポジウム

【入会のご案内】会員のメリット、法人/個人会員のお申込み