学会誌・資料 Journal

日本知財学会誌 第2巻第1号掲載

日本知財学会のイノベーション・システムと特許制度
Japan's National Innovation System and Patent System

後藤 晃
Akira Goto
日本知財学会誌 Vol.2 No.1 p.24-29(2005-11-20)
Journal of Intellectual Property Association of Japan Vol.2 No.1 p.24-29(2005-11-20)

<要旨>
日本経済はようやく長きにわたった低迷を脱しつつある.この時点で,長期的な視点にたって日本のイノベーション・システムおよび,特許制度のありかたを検討しておくことが重要である.日本のイノベーション・システムの現在,将来を考えたとき,技術開発における科学の役割の増大にどのように適応していくかという点が重要なポイントになっている.この科学の役割の増大ということに関連して特許制度はどのような問題に直面するか,どのように対応すべきかについて検討した.
<Summary>
Japan is at last recovering from the long recession in the 90's. It is appropriate to examine Japan's innovation system and patent system at this moment. Science plays a greater role in innovation today, and it is increasingly important to design patent system which accommodate this trend.