学術研究発表会 Research Presentation

第10回年次学術研究発表会

●学生優秀発表賞 受賞者報告 
知的財産の研究を行う人材の育成を目的とし、優れた研究発表を行った学生を表彰しております。
実行委員会に任命された審査員が審査を行い3名の受賞者を決定いたしました。

氏 名 所 属 発表テーマ
小田 雄一郎 中央大学大学院
法務研究科
エンターテイメントビジネスにおけるパブリシティ権の重要性
小浦 安寿子 日本大学大学院
知的財産研究科
特許法と種苗法の登録要件に関する比較法研究
福富 庸平 東京理科大学
専門職大学院
知的財産権の戦略的な活用
~技術ブランディング~

●基調講演Ⅱ:「東レの研究・技術開発戦略及び知財戦略」
阿部晃一氏(株式会社東レ専務取締役)

12月8日に開催したシンポジウムの基調講演Ⅱ:阿部晃一様(東レ株式会社)の
ご講演スライドPDFを掲載しています。

●セッションレポート

分科会セッション、企画セッション、協賛セッションの聴講レポートを
掲載しています。セッション予稿と合わせてご覧ください。
(協力:知財PeCo、他)

第10回年次学術研究発表会

テーマ:日本発グローバル知財経営で危機を克服し飛躍的展開へ
 ―日本発、関西発の様々なモデルを提示し挑戦を―

 中国・インドなどアジアの新興国の技術進歩と特許出願の急増、近未来のアジアのGDP予測の大幅な伸び、こうした状況が日本の産業の危機をあおります。震災を乗り切り、元気な日本はどこへ行ったか、元気な関西はどうしたのか。経済のグローバル化が進み、プロイノベーションが進展する中、日本のおかれた危機をチャンスと捉え、日本発の知財経営戦略を飛躍的に展開させ、日本産業の起死回生を達成しようではありませんか。
 特に、アジア新興国と距離的にも近い関西は、人工衛星打ち上げなど活力の源泉たる技術も優秀。日本発の知財経営モデルをどしどし打ち出そうではないでしょうか。産学連携モデル、知財活用モデル、人材育成モデル、日本活性化の産業モデルなど、元気な関西から日本へ、アジアへ、世界へと。危機をチャンスに変えていこうではないですか。
 学会10周年の年に、関西初の学会開催を記念して、日本発のモデルは勿論のこと関西発の様々なモデルを提示し、挑戦し、日本の産業復興を遂げるため、大いに議論しようではありませんか。

日 程 2012年12月8日(土)、9日(日)
場 所 大阪工業大学 大宮キャンパス(大阪府大阪市旭区大宮5丁目16-1)
 発表会:1号館、OITホール
 懇親会:6号館15階ルラーシェ
 ◎交通のご案内     ◎大宮キャンパスのご案内

※大阪駅前より市バス34系統『守口車庫行』25分 『中宮』で下車
 (阪急百貨店の向かい側、赤の2番のバス停より乗車)
 ◎バス乗り場      ◎市バス時刻表
協 賛 日本弁理士会

大会実行委員長:田浪和生(大阪工業大学大学院知的財産研究科長、教授)
大会担当理事  :岡本清秀(大阪工業大学大学院知的財産研究科教授)
大会担当理事  :森下竜一(大阪大学大学院医学系研究科教授)
大会担当理事  :渡辺惺之(弁護士、大阪大学名誉教授)

【弁理士の方へ】
日本弁理士会にご所属の方は、学術研究発表会期間中、法人会員と同等の権利を有します。
一般発表のお申込み、学術研究発表会参加お申込みの際は、法人会員(賛助会員、協賛団体会員)としてお申込みください。

【学生の方へ】
日本知財学会の創立10周年を記念して、今回に限り、26才以下の学生の聴講費を無料といたします。
知的財産に関心をお持ちの学生の皆さまの参加をお待ちしております。
<ご注意>
・社会人学生は対象外です。懇親会費も対象外です。
・受付にて学生証を提示していただきます。
・プログラム冊子をお渡しいたします。予稿CD‐ROMをご希望の方は3000円で販売いたします。
・学生発表の登壇者は参加費をお支払いいただきます。

参加費と申込み方法

会 員 事前 3,000円 当日 5,000円 ※2日間共通、予稿集を含む
一 般 事前 7,000円 当日 9,000円 ※2日間共通、予稿集を含む
懇親会 事前 5,000円 当日 7,000円 12月9日(土)19:00~20:30

※予稿集はCD-ROMとプログラム冊子となります。
 当日、予稿集をご覧になる方は、CDドライブ付きのノートPCをご持参ください。
 予稿集は学術研究発表会終了後、こちらで販売も行います。

※協賛団体所属者(弁理士)の方は、会員参加申込よりお申込みください。
 弁理士継続研修に関しては、日本弁理士会からの案内をご参照ください。

※入金期限までにご入金がない場合は申込キャンセルとなりますのでご注意ください。
 (当日ご来場いただきました際は、当日参加料金を頂戴いたします)


※事前参加お申込みは締切りました。当日参加も可能です。
事前参加申込:2012年11月26日(月)18時締切り(入金期限:11月28日)
会員参加申込み一般参加申込み

学生参加申込 ←学生聴講者用
(学生発表の登壇者は会員参加申込からお申込みください)

主なプログラム(予定)


12月8日(土)
10:00~12:00 協賛セッション ●日本弁理士会協賛セッション
「三極審査におけるサポート要件に関する調査研究」
「ダブルトラックの調査研究」

※弁理士継続研修申請中
分科会セッション ●知財人財育成研究分科会セッション
「“育つ側”から見た知財人財育成
 ~2012年春季シンポジウムのフォローアップ討議」

●ライフサイエンス分科会セッション
「バイオ知財の潮流 ―我々はどこに向かうのか?」

●産学連携・イノベーション分科会セッション
「産学連携の新たな評価指標を考える」
企画セッション ●「文系・理系の大学全構成員を対象とする
 知財教育システムを考える」

●「アジア特許情報の最新動向」
●「中国の知的財産戦略と今度の発展予測、
 日本企業の対応」

●「メキシコの知的財産実務の現状と課題」
 ※メキシコ知財セッションの言語は英語です
13:00~13:20 表彰式 ・TEPIA知的財産学術研究助成表彰式
13:20~15:35 シンポジウム 【開催校挨拶】
 井上正崇氏(大阪工業大学長)
【基調講演】
●「複数の者が関与する特許権の
   権利行使上の問題について」
 飯村敏明氏
(知的財産高等裁判所所長)
●「東レの研究・技術開発戦略及び知財戦略」
 阿部晃一氏
(株式会社東レ専務取締役)
15:50~18:40 一般発表
19:00~20:30 懇親会

12月9日(日)
10:00~12:00 分科会セッション ●知財教育分科会セッション
「ラウンドテーブル“知財教育とは何か。何が問題か。」

●知財会計・経営分科会セッション
「キャラクター基軸の新展開
―ビッグデータ利活用の功罪」

●知財学ゼミナールセッション
「知的財産イノベーション研究の展望
 :今後10年に向けて」

●コンテンツ・マネジメント分科会セッション
「リーチサイトおよびストレージサイトにおける
インターネット上の知的財産侵害に関する実態調査報告」

●デザイン・ブランド戦略分科会セッション
「グローバル競争とデザイン・ブランド戦略」

●ビジネスと知的資産・知財法研究分科会セッション
「模倣と創造の関係性と日本企業における
 知的財産戦略・経営戦略のあり方」
企画セッション ●「アカデミア発医療シーズの実用化スキームにおける
 知的財産戦略と戦術~医療イノベーション5カ年計画
 においてアカデミアが果たす役割~」

●「知財によるベンチャー育成」
12:40~17:20 一般発表

【プログラムの詳細はこちらをご覧ください(PDF)】
★一般発表(12月8日)
★一般発表(12月9日)
★会場MAP

※プログラムは11月1日時点の内容です。
 当日のプログラムと異なる場合があります。