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営業秘密保護推進研究会 第17回オープンセミナー
「秘密情報保護の最前線~経済産業省『不正競争防止法の将来課題に関する中間整理報告』のポイント~」

 経済産業省は、産業構造審議会知的財産分科会不正競争防止小委員会において、デジタル社会における不正競争防止法の将来課題について議論し、その結果を中間整理報告として取りまとめて公表しました。
 秘密情報保護については、2016年に策定された「秘密情報の保護ハンドブック」の改訂と、限定提供データに係る規律の運用面の見直し(「限定提供データに関する指針」の改訂)が行われています。
https://www.meti.go.jp/shingikai/sankoshin/chiteki_zaisan/fusei_kyoso/20220517_report.html

 本セミナーでは、まず経済産業省知的財産政策室より「デジタル社会における不正競争防止法の将来課題に関する中間整理報告」の重要ポイントを俯瞰していただいた上で、有識者及び弊研究会のメンバーが、今回の「限定提供データに関する指針」「秘密情報の保護ハンドブック」の改訂について解説します。

日 時 2022年9月9日(金)10時~12時
形 式 オンライン開催
プログラム ①「デジタル社会における不正競争防止法の将来課題に関する中間整理報告」の重要ポイント(仮題)
黒川直毅氏
(経済産業省知的財産政策室 室長補佐、弁護士・弁理士)

データ利活用のさらなる推進と技術・重要データの保全の観点から、不正競争防止法の将来課題について、産業構造審議会知的財産分科会不正競争防止小委員会において検討が行われました。
本講演では、検討結果取りまとめの重要ポイントについて、経済産業省よりご説明いただくことを予定しています。

②「限定提供データに関する指針」の改訂について(仮題)
渡邉遼太郎氏
(東京八丁堀法律事務所 弁護士、
元経済産業省知的財産政策室 室長補佐(2022年3月まで))

限定提供データに係る規律の運用面の見直しについて検討が行われ、その成果として「限定提供データに関する指針」の見直しが実施されました。
本講演では、この指針の見直しの背景、狙い、重要ポイントについて解説していただくとともに、これを踏まえて、企業が限定提供データを活用するにあたってより利便性が高まる点などをご解説いただく予定です。

③「秘密情報の保護ハンドブック」改訂の背景・狙い・重要ポイントと改訂内容の解説
三笠武則氏
(営業秘密保護推進研究会 事務局長、
株式会社NTTデータ経営研究所 エグゼクティブスペシャリスト)

2016年に制定された経済産業省「秘密情報の保護ハンドブック」について、公開以降の様々な環境変化を取り込むべく、改訂が実施されました。本講演では、ハンドブック改訂の背景、狙い、重要ポイントを俯瞰するとともに、主要な改訂内容について解説させていただく予定です。
参加費 無料(事前参加申込制)
詳 細
参加申込
参加お申込方法など詳細はこちらをご覧ください。
https://www.apptras.org/seminar17

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