知財教育分科会 リレーショナルミーティング 報告
知財教育分科会は、学会法人化と機をあわせて発足し、丸1年を迎えたところです。本分科会では、初等中等教育段階を含めた専門家養成に捕らわれない知財教育の普及推進を目的に、教育学の研究者のほか、学校現場の教職員や生涯学習・社会教育などに携わる人々の連携を深め、わが国の知財教育の発展を目指しています。技術者教育、産業教育、起業家教育あるいは教員養成などの今日の教育に求められる新しい側面を多く取り入れ、全国を縦断し活動を広げることを目指してきました。
この1年間の活動は、2007年2月に第1回知財教育研究会を東京でキックオフし、わが国を代表する知財教育研究がスタートしました。以降、知財教育研究会は、3月には第2回研究会を中部地区(三重)、5月に第3回研究会を北海道・東北地区(仙台)、9月に第4回関西地区(大阪)、11月第5回中四国・九州地区(山口)と巡回し、2008年2月に第6回研究会は、再び東京に戻ってきました。また、6月には、このサイクルの中核としても位置づけられる年次学術研究会では、分科会パネルディスション「知財教育の方向性を探る」と12本の一般発表があり、予想以上の多数の参加者を得て、全国ネットワーク化に大きな成果を残しています。これら研究成果は、年間報告集として刊行を計画しています。今後もこのサイクルで、全国各地の学校教育や地域での知財教育の優れた教育研究や教育実践を掘り起こし、相互に情報共有することで、これからの知財教育の普及発展を推進していきます。
しかしながら、初等中等教育での知財教育はどうあれば良いのか、まだ確立された方法も目指す目標も確固たる定義には至っていません。次のサイクルをどのように展開し、どのような成果を求めていくのか、2年目に当たり、会員の皆様をはじめ関係各方面の皆様のご支援ご指導を引き続きお願いするものです。
以下は2006ー2007年度報告と、2008年度の計画をリレーショナルミーティングとして開催した会議の報告です。
1.経過報告(2006−2007年度)
知財教育研究会及び年次学術研究発表会について報告しました。なお、経費については、2006年度は執行なし、2007年度については、年度末に年間報告集を作成予定ですが、本日現在は未執行であることを報告しました。
第1回知財教育研究会(キックオフミーティング)
2007年2月3日(土) 関東地区(政策研究大学院大学)
第2回知財教育研究会
2007年3月4日(土)中部地区(三重大学)
第3回知財教育研究会
2007年5月26日(土) 北海道・東北地区(東北大学)
第5回年次学術研究発表会知財教育分科会セッションと一般発表
2007年6月30日(土)〜7月1日(日)東京大学
第4回知財教育研究会
2007年9月30日(土)関西地区(大阪教育大学)
第5回知財教育研究会
2007年11月18日(日)中四国地区(山口大学)
第6回知財教育研究会
2008年2月2日(土) 関東地区(政策研究大学院大学)
2.計画案(2008年度)
新年度も、4回の全国各地での研究会と年次学術研究発表会の分科会セッションを 実施することを計画しました。新たに幹事になられた方と相談しながら進めていくことにしています。
第7回知財教育研究会
2008年5月頃 関東甲信越地区(長野)
第6回年次学術研究発表会知財教育分科会セッションと一般発表
2008年6月28日(土)〜29日(日)日本大学
第8回知財教育分科会
2008年9月頃 九州・沖縄地区または北海道・東北地区(未定)
第9回知財教育分科会
2008年11月頃 中部地区(愛知)
第10回知財教育分科会
2009年1〜3月頃 関東地区(東京)
3.幹事(敬称略)
分科会の全国化・活性化に向けて、現幹事が、この1年間の発表者・参加者を中心に推薦することにし、また、会議の席上、立候補を求め、その結果、新たに4名(内1名は調整中)の方に幹事をお願いしました。地区別に見るとまだ偏りがありますが、今後、研究会を全国各地で継続開催し、充実を目指していくことにしました。
北海道・東北地区 井口泰孝(理事・八戸工業高等専門学校)
関東地区(甲信越を含む)村松浩幸(信州大学教育学部)、本江哲行(富山工業高等専門学校)
未 定(日本弁理士会)
中部地区(東海北陸) 松岡 守(代表・三重大学教育学部)、岡田広司(椙山女学園大学)、世良 清(三重県立四日市商業高等学校)
関西地区 片桐昌直(大阪教育大学)
中四国地区 木村友久(山口大学大学院技術経営研究科)
九州・沖縄地区
5.年間報告書の作成
知財教育研究会レポートとパネルディスカッションのテープ起こしを収録し、年度末に分科会登録者に配布する計画を提案しました。
6.その他
日本知財学会理事会へは、井口理事にお願いしました。
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